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ビジネス基礎をインプットして「あなたの想いを現実に。」

大学受験失敗が正解だった話②

 

 

前回までのあらすじ

追記:2019/02/09 

前回の記事のはじめに、熱く語りました。

まずそちらを見てみて下さい^^

 

bobintaaaan.hateblo.jp

 

 

 

 

大学受験に失敗した僕は

 

生まれて初めての「挫折経験」を味わいました。

  

 

勉強が大嫌いなのに、予備校通って毎日受験勉強。

また同じ1年の繰り返し。

みんなは大学生活を楽しんでるのに自分だけ、自習室。

 

そんな未来が嫌で嫌で仕方がなくて、泣き崩れ

もう人生真っ暗でした。

 

 

 

 

そんな中、兄がくれた一言で

見ている現実がガラッと変わり、全てが大きく変化し始めました。

 

 

 

「現地行っちゃえば?」

 

「たく、英語学びたいんでしょ?それだったらもう留学しちゃえば?」

 

 

 

「え?」

 

 

 

そこから、彼が経験したオーストラリアでのワーキングホリデーの写真を見せてくれました。

外国人の友達・好きなことを好きなだけしている生活・綺麗な青空・壮大な海・鮮やかな芝生

f:id:bobintaaaan:20180506150716p:plainTwo buddies sit on beach shore in the midst of footprints at sunset 

 

 そこでの暮らしは、めちゃくちゃ楽しそうで

 

人生お先真っ暗だった僕にとっては

『希望』でした。

 

 

 

 

特に

 

「遊んでいれば英語が上手くなる。」

 

 

って知った時には、もう全部がひっくり返りました。笑

英語は自習室でやるもんじゃないんだ!笑

 

 

 

 

それから、

全てエージェントを通さず一人で準備しました。

・ワーキングホリデービザを申請(英語)

・言語学校を申し込み(英語)

・英語実力テストを受けて

Intermidiate +というクラス

・向こうで住む家も決めて、連絡とる

 

めちゃ大変だったけど、全てが新鮮で

「受験勉強のための学ぶ英語から、生きる為に使う英語」に変わってて

 

 

卒業式の1ヶ月後に、

18歳にして、オーストラリアへ旅立ちました。

 

 

 

お金に関しては

両親が、僕が小さい時から貯めててくれてたお金を全て渡してくれて(80万円)

それを知った時には、感謝しかありませんでした。無駄遣いはできない。

 

 

 

当時の僕は、

・初めての一人暮らし

・方向音痴

・炊事洗濯できない

 ・英語できない

・オーストラリアの道も全てがわからない

・向こうに友達も知り合いもいない

 

っていう、

ゼロからのスタート

 

 

 

 

その時の心境は

飛行機に出るまで、実感が湧かなくて

全てのことに対して「できるできない」とか一切考えてなくて

 

ただひたすらに

「新しい世界はどんななんだろう?!」

っていう「好奇心と小さな不安」問題が起きてもその時!って感覚。

 

 

 

 

 

しかし、現実は予想以上に残酷でした。

 

 

ここから

絶望の始まり。

 

 

入学した言語学校

 

入学費用 +5週間の授業料 + 教材費 など

総額20万。

 

 

 

当初、僕は一般高校卒業レベルの英語力で

 

言語学校に期待してたのは

 

・日常会話練習

・外国人の友達が沢山できる

 

そして、兄が見せてくれたような

楽しくて輝かしい毎日を期待してたんですが

 

 

 

 

現実は、全てを裏切ってきました。

 

 

 

僕の入ったクラスは

Intermidiate +(中上級)

 

 

 

内容は

 

 

「ビジネス英語」

 

・リーディング

政治経済

環境問題

 

・ディスカッション

社内の人間関係のトラブル解消

マネジメントリーダーはどう決めるべきか

世の中の正義について

例えば、Zoos are cruel and should be banned.

(動物園は、残酷なので廃止にするべきか否か)

 

など

 

 

 クラスメイトは、主に

スペイン・イタリア・インドネシア・チリ・ベトナムなど

年齢は20代後半〜30代前半

 

もう、そもそも経験値が違うし、クソ英語ペラペラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいや。無理じゃね?笑

 

高校生上がりで、初めての英会話だぜ?笑

 

 

 

当時の僕は

 

・授業の内容が全くわからない

・先生の指示もわからず周りが何してるか見てから動く

・お昼ご飯も独りぼっち

 

 

 

みんなが

何をやってるのか

何を話してるのか

何に笑ってるのか

 

一切、何もわからない。

 

 

 

 

 

正直

 

 

最悪でした。

 

オーストラリアに来なきゃよかった。

 

ここに何で来たんだろう。

 

 

本当に学校に行くのが嫌で嫌で仕方がなくて

毎日遅刻・3日に1回ずる休み・学校から帰ってベッドで泣き崩れる毎日。

 

 

そんな時に、不運が重なって

 

 

39.5度の熱を出す。

 

 

頼る人もいなくてネットで病院を探すけど、

ネットも繋がってなかった携帯の地図のスクリーンショットを頼りに

 

具合が悪くて朦朧とした意識の中

初めて出た街を彷徨い・拙い英語で道をなんどもなんども聞き

 

病院に行って、

 

当時保険に入っていなかった僕は

一回の診察で1万5千円も取られてしまいました。

 

 

 

今でも、ハッキリ覚えているほど

「絶望」の一言でした。

 

 

 

 

 

 

そんな苦しい時にTwitterを見ると

 

大学生になった友達は

毎日楽しそうで、新歓いったり、サークル入ったり、友達ができてて

 

 

 

悔しくて悔しくて心がギューって絞られるように辛かったです。

 

 英語は全然できない

友達もできない

病気になる

金が飛んでいく

日本の友達は楽しそう

一人暮らしで、飯もまともに作れない

 
全てにうんざりして
何も出来ない自分に呆れていました。

 

 

 

 

 

そして、

そんな日々が続いていたのですが

 

 

言語学校が4週間経とうとしていた時

もう全てに限界だった僕は、担任の先生に伝えました。

 

 

 

「先生、もう無理です。クラス変えてください。」

 

 

そこで先生が

 

「たくなら大丈夫だよ、英語も上手くなってきてるし!」

 

 

 

いやいやいや、何も変わってないよ。

 

 

確かに昔に比べたら、

ほーーーんの少しわかるようになったし、喋れるようになったけど

 

現実は何も変わってないじゃんか。

 

 

 

これじゃ学費の無駄遣いってことをしっかり伝えて

 

 

翌週から、クラスを1つ落としてもらいました。

 

 

 

 

 

 

ワーホリの始まり

 

新しいクラスは、主に日常会話がメイン

そして先生が話し始めて、授業が始まると

 

 

 

 

「あれ、わかるぞ?」

 

 

 

先生の指示や授業内容

クラスメイトの英語も全てわかる。

 

 

前回のクラスは

10人中最下位のレベル

 

 

けど、今は

10人中3位くらいのレベル

 

 

 

そこから全てが楽しくて楽しくて

ディスカッションもリーディングもライティングもできて

 

自分の意見をクラスに伝えたり、もう最高!!!笑

 

 

そこで気づいたのが

 

 

かつてのクラスレベルが40

その時の僕は、レベル5

 

けど4週間を耐えに耐えて、自分なりに頑張っていたことで

 

気づいた時には

今のクラスレベル25に対して

僕は、レベル20になっていました。

 

 

 

 

そう、

自分よりもレベルが高いところで努力を続けていたおかげで

着実にレベルは上がっていて

 

だから、先生も

「たくなら大丈夫だよ、英語も上手くなってきてるし!」

 

って言ってたことに気づきました。

 

 

 

 

 

それから、初めての友達ができて

4週間目にして初めて外で遊んで、初めての場所に行ったり

 

そこから自分の自信がついて

ローカルでブレイクダンスの練習したり

世界遺産でスカイダイビング・シュノーケリング

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もう本当に色々あるんで書ききれません。笑

 

 

 

 

 

で、ある日

僕の人格を形成している、人生の大きな瞬間がやって来ました。

 

この時があったから、今の自分がいると言っても過言ではありません。

 

 

 

 

 

「俺は、遊びに来たんじゃない。」

 

 

僕はリビングシェアをしているんですが、

隣ベッドに、2歳年上のベトナム人のボブってやつがいて

 

 

 

休みの日もいつもいつも朝から夜まで勉強していて、

 

ふと気になり

「こいつオーストラリアに来てんのに、何してんの?」

って思って遂に質問しました。

 

 

 

 

「ボブさ、なんでそんな勉強してんの?」

「せっかくワーホリなのに遊ばないともったいないよ!」

 

そして彼はこう言いました

 

「俺はワーホリで遊びに来てるんじゃない。」

 

 

 

 

 

 

「俺は・・・」

 

 

 

 

次に続く。